1989.12.21 ESCB1017
1989年5月8日の活動再開を表明した渋谷公会堂のライブ直後に生まれたタイトルナンバー『NAPALM ROCK』を軸にバンコクでのリハーサルを経て数年ぶりのロンドンでのレコーディングによって完成したこのアルバムは初期の頃に戻ったシャープなギターサウンドと数段もアップした演奏力が上手くかみ合い、詩の部分ではさらにワールドワイドな視点から中国の天安門事件、地球の環境問題を捉えている。再びロックで時代を映し出そうという意志を明確に打ち出した80年代の最後を飾るにふさわしいアルバムとなった。