森山達也『開戦前夜』結成。
ベトナム戦争・停戦発効の年、浅田孟と共に初めてグループ『開戦前夜』結成。
『開戦前夜』、第1期『THE MOZZ』に発展。
ギタリスト白浜久、ドラムス川島一秀を加え第1期『THE MOZZ』を結成。当時彼らはブリティッシュビートに影響を受け、地元博多のライブハウスを中心に活動を開始。博多にやってきた当時のビックネームグループ『紫』や『四人囃子』、『上田正樹とサウストゥサウス』などのオープニングアクトもつとめた。
地元博多においてのライブが活発化。ライブは白熱し、彼等を中心に博多のロックの新世代が盛り上がろうとしていた。そんな中、リズムセクションの浅田と川島が『サンハウス』に加入。第1期『THE MOZZ』解散。
第2期『THE MODS』結成。
森山達也、北里晃一と共に5人組の第2期『THE MODS』結成。当時ニューヨークとロンドンで再びストリートからロックシーンが活発化し始めた。いわゆるパンクムーヴメントの誕生である。それはダイレクトに博多にも伝わってきた。『THE CLASH』や『SEX PISTOLS』、『THE DAMNED』など、同じように考え、行動し、表現するパンクバンドの出現はTHE MODSにとっても強力な刺激となった。そして再びライブは活発化し、過激になっていく。
THE MODS、九州全土をツアーで回るようになる。『HISTORY OF BRITISH BEAT』開始。この定期的なライブから『TH eROCKERS』『THE ROOSTERS』らが巣立っていった。
九州地区のコンテスト『Lモーション』に優勝。
ポプコン全国大会出場。音楽的な理由から第2期『THE MODS』解散。森山、北里だけが残る。
第3期『THE MODS』結成。
活動を停止していた森山に映画『狂い咲きサンダーロード』のサウンドトラックの制作の話が舞い込んでくる。
森山、北里、そしてモダンドールズを脱退したギタリスト・苣木寛之とドラマー・梶浦雅裕の4人でレコーディング。このメンバーが第3期『THE MODS』となる。
博多でのライブが活発化。噂が噂を呼び動員も目覚ましく伸びていった。活動の拠点を東京に移すことを決意。博多でのラストライブを80’s FACTORYにて開催。2日間に渡るこのライブは80’s FACTORYの最高動員記録を樹立した。
12月末、後楽園ホールにて行われたクリスマスパーティーに急遽出演。東京での初ライブになるが、残念ながら早すぎたそのハードなビートに客の反応はゼロだったが、このライブを機に大貫憲章氏と知り合うなど、確実に何かが起こる予感を与えていた。