2004.07.07 RHCA-3
通算36枚目となる本作。「本当に最高のものを創ろう!」というメンバーの合言葉の下、沖縄に乗り込んで制作された。ライヴでの盛り上がりが容易に想像出来るM01の「GO MAD BUNNY」から、改めてそのMelody Makerぶりを証明したM11の「TIME WAITS BY YOUR SIDE」まで全11曲、その言葉通り珠玉の名曲の揃い踏みだ。タイトル曲でもある「LIVE WITH ROCK’N’ROLL」は23年間という歳月をROCKし続けた彼らでなければ決して歌うことの出来ないテーマだ。だからといって悲壮感が漂っているわけではない。目の前の現実に正面から向き合う強靭さがThe MODSにはある。歌詞にある「感謝します…」という言葉は乗り越えた者だけが初めて口にすることの出来る素直で素晴らしい言葉だ。デビュー作の「FIGHT OR FLIGHT」から本作まで本当に長い道程であったであろう。「最高!」と言えるものを創ってしまった今回、乗り越えるべきハードルは更に高く厳しくなったであろう。だがきっと彼らはやってくれるはずだ。その都度、そのハードルを乗り越えてきたことは歴史が証明してくれている。