森山達也ソロマキシシングル『GET YOURSELF』好評発売中!

森山達也ソロマキシシングル『GET YOURSELF』好評発売中!

 

 

1985年以来、35年振りとなる森山達也・ソロ名義作品が発売!!
描き下ろしの新曲4曲を収録。

 

T.MORIYAMMER『GET YOURSELF』
01. GET YOURSELF 試聴MV
02. GOOD ROCKIN’ DAYS 試聴
03. LA-DA-DA 試聴
04. ライトを照らせ 試聴

 

・発売日:2020年9月23日
・品番:RHR-201
・価格:1,500円(tax in)
・発売・販売:ROCKAHOLIC Inc.

 

この商品はライブ会場・通信販売・デジタルリリースになります。
一般のCDショップでの販売は行いません。
ROCKAHOLIC MAILORDERにて好評発売中!

・配信リンク:https://ssm.lnk.to/GET_YOURSELF

 

森山達也のインタビューが掲載されています。
OKMusic https://okmusic.jp/news/397538/
BARKS https://www.barks.jp/news/?id=1000188927

 

 

 

『GET YOURSELF』LINER NOTES text by TAKASHI HONDA

 

 もし、ロックンロールという言葉が音楽形態を示す言葉じゃなかったとしたら、その捉え方は千差万別だろう。ただ、それをひとつだけ定義づけするとしたら、自分を映し、時代を映す鏡であるということだ。
 森山達也、そして、THE MODSの音楽は常に時代を映す鏡であったことは言うまでもない。ファースト・アルバム『FIGHT OR FLIGHT』では、戦いを打って出る直前、周囲の状況を沈着冷静に見極めた等身大の言葉が、時代を切り裂く研ぎ澄まされたメロディが、1枚のアルバムに凝縮されていた。また、森山自身が天安門事件に触発され、原点回帰した時、その後の決意表明としても受け取れるアルバム『PROUD ONES』に収録された「TIME」では、「世界は今転がりだしているのさ もう一度 俺はギターを手に」と歌った。常に自らと対峙し、時代と真正面から向き合うその姿勢は自身のソロ・ワークでも例外ではなかった。
 今から35年前、1985年11月、土屋昌巳をプロデューサーとして迎え、森山は初のソロアルバム『JUST A PRETENDER』をリリースした。初の主演映画「夜のハイウェイ」公開直後、そしてTHE MODS初の武道館公演の前年だった。ブルーアイド・ソウル色の強い、洗練された鮮やかな色合い作品だった。これもまた、THE MODSと、その周囲の状況が著しく変化したときのシンガー森山達也の姿だった。
 そして2020年。35年ぶりの森山達也のソロ作品、T.MORIYAMMER名義の『GET YOURSELF』がドロップされる。ここで特筆すべきは、35年前のソロ作品とは真逆の方法論で今を生きる自分を映し出す音をアウトプットしたということだ。
 コロナ禍の東京、緊急時代宣言解除直後、静まり返った戒厳令下のような街。森山は盟友、KOZZY IWAKAWAの所有するスタジオ、ROCKSVILLE STUDIO ONEを訪れる。曲はもう出来上がっていた。ふたりは街の片隅で秘密を分かち合う不良少年のように、禁酒法時代、密造酒を醸造するギャングのように、音を育ませていく。森山が描いた繊細なメロディに二人が施してゆくアレンジには、近年KOZZYと活動を共にしたTHE GANG BUSKERSの影響もあったのだろう。魂の故郷とでも言うべき、レイド・バックしたブルースやカントリー、そしてロカビリーが垣間見れた。それは、アメリカで生まれイギリスを経由し、かつてビートルズが独自の解釈を施した極上のルーツミュージックだった。
このマキシ・シングルの4曲を全編通して聴いた時思ったことは「ROCKSVILLE STUDIO ONEの音だな」ということだ。それは、例えるならば、クラッシュがガイ・スティーブンスのプロデュースの元、レコードにダイレクトな精神世界を抽入した傑作、ロンドン・コーリングを作り上げたWessex Studioや、数々のビンテージ機材がマジックを生み、ストライプスを生んだToe Rag Studioなど、個性際立つロンドンのスタジオと同じように、ここでしか作り出すことのできないROCKSVILLE STUDIO ONEの音だった。あたたかくて洒落ている。そして、時代に風化されない強かさがそこにはあった。これが、森山の選んだ今の音だった。

 

 35年前とは全く違うホーム・メイドなロックンロール。今回のレコーディングでドラム、ウッドベース、ギターなどの楽器をこなし、エンジニアとして手腕を振るったKOZZYは言う「僕はプロデューサーという立場ではなかった。それは、モリさんから出てくるものがすべてだと思うから。だから、スタジオに入って最初に弾いてくれたギターを絶対残したいっていうのがあった。絶妙なギターを弾く人なのね。すごく雰囲気を持っているギタリストなので、その時の自分自身や楽曲の内面をギターで表現してしまう。歌と同じように、そこに魂があった。それがないと、方向性がどこに向かっていくのか分からなくなってしまう」
 森山の歌が、奏でるギターが、そして森山達也という男の現在を1枚のCDに描き出すことだけにKOZZYは一意専心したのだろう。その心中をこんな風にも語ってくれた。
「もちろんモリさんのメインはTHE MODSをやっている自分であって、それを今も続けている。来年はデビュー40周年。活動期間はもっと長い。でもモリさん個人というのは、もっといろいろな音楽を表現できるし、ロックだけは語れない音楽性もある。今回はそういう部分を引き出したいというのはあった」
このように出来上がった4曲は壮大な映画のような物語性を内包し、ハッピーエンドへと聴くものをいざなう。それは、今の世界の閉塞感を打破し、その先に見える一筋の光のようなものだった。そして、最後の曲「ライトを照らせ」で森山は歌う。「さぁ戻ろう  灯りが消えた街へ さぁ戻ろう 切り裂けロストハイウェイ 居るべき場所へライトを照らせ」と。シンプルな言葉がグッと胸に突き刺さる。森山の紡いだ言葉は、在りし日をしたため、今を生き、明日を見据えている。THE MODS

を永く愛しているファンにとっては、様々な場面が頭の中でオーバーラップするだろう。そして、ふと、こう思う。森山の照らすライト、その先には何があるのか。森山達也の物語はこれからも続く。

 

 

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